2025年12月28日セルビアの首都ベオグラードを含む各地で学生団体による抗議活動が予定されています。演説やデモ行進ではなく政府に対し早期の選挙実施を求める署名を集める方針とのことですが混乱発生の可能性もありますのでご注意下さい
セルビアでは、大学生グループ「Students in Blockade(学生ブロック)」が、12月28日にベオグラード市内および国内各都市で市民との対話・署名活動を行うと発表しています。学生側は早期の解散総選挙の実施を求める署名を市民から集めることを目的としており、ベオグラード市内の複数の自治体にスタンドを設置するほか、地方都市でも同様の活動を行う予定としています。
現地報道等によれば、今回の活動は従来のデモ行進とは異なり演説や集会形式のプログラムは予定されておらず、市民との「ネットワークづくり」を重視した形式で実施されるとされています。学生団体は、市民が自由に質問できる場を設け、学生側の活動内容や要求事項について説明するとしています。また、学生団体は現在、地方自治体を巡回して住民と対話するキャンペーンを実施しており、28日の活動はその延長線上に位置づけられています。
活動の具体的な場所や時間は現時点で公表されていませんが、ベオグラード市内の複数地区および国内の主要都市で同時に行われる可能性があります。これに伴い、当日は各地で人の集中や交通の混雑が発生するおそれがあります。現地に滞在中の方は、学生団体の活動が行われる可能性のある地域や群衆が集結している地点への接近を避けるようおススメします。



