2026年1月9日オーストラリアの複数地域で熱波に伴う山火事が発生し、各州で警戒が強まっています。キャンベラ首都特別地域では、強風と高温により6年ぶりとなる全面火気禁止措置が発令されました
キャンベラ首都特別地域では1月10日終日、屋外での火気使用や火災リスクの高い作業が禁止されています。夏の盛りを迎えているオーストラリアにおいて、1月10日には強風と高温が予測されており、火災が発生した場合に急速に拡大する恐れがあると警告しています。
一方、南部ビクトリア州ではロングウッド周辺で大規模な山火事が続いており、延焼をコントロールできていません。これまでに3万ヘクタール以上が焼失したと報じられています。複数の住宅が被害を受け、大人2名と子ども1名の計3名が行方不明となっています。現地消防当局は、風向きの急変により火勢がさらに強まる可能性があるとして、住民に早期避難を呼びかけています。
また、南オーストラリア州、ニューサウスウェールズ州でも40℃を超える高温が続き、西オーストラリア州では一部地域で50℃に迫る気温も観測されています。気象局は、今回の熱波が2019〜2020年以来で最も深刻な状況になる可能性があると指摘しています。山火事の危険度を評価するAFDRS(Australian Fire Danger Rating System)では一部地域が最高レベルのCatastrophic(壊滅的)、Extreme(極端)が設定されており、厳重な警戒態勢が敷かれています。
現地滞在中の方は最新の気象情報を確認し、山火事発生地域や警報が出ている地域への不要不急の移動を控えてください。オーストラリアにおける山火事は突発的に発生し、風向きの変化により急速に拡大する可能性があります。



