2026年1月11日タイ最南部マレーシアとの国境にも近いナラティワート県、パッタニー県及びヤラー県で、複数のガソリンスタンドを狙った爆発事案が発生しました。少なくとも11か所が攻撃対象となっており、タイからの分離独立派の犯行が疑われています。
現地治安当局によれば、今回の事案は深夜0時頃から3つの県で11か所のガソリン複数地点で爆発が発生しました。標的となったのはいずれもPTT系列のガソリンスタンドで、ナラティワート県で5か所、パッタニー県で2か所、ヤラー県で4か所の計11か所が被害を受けたとされています。爆発は、いずれも何者かが仕掛けた簡易爆発物によるものとみられ、治安当局は同一グループによる同時多発攻撃の可能性が高いとみています。
ナラティワート県ではチュアップ郡、チャナエ郡、ラゲ郡、ウェン郡、スンガイコーロク郡の5地点で爆発が確認されました。パッタニー県では県都ムアン地区とカポー郡、ヤラー県ではカバン郡、バンナンサター郡、ムアン地区の計4地点で同様の事案が発生しています。いずれの現場も治安部隊が封鎖し、爆発物処理班が安全確認を進めています。
多数の死傷者が報告されていないこと、また利用者の少ない時間帯に犯行が行われていることから住民等の殺傷を目的としたものではないと想定されます。当局は、今回の連続爆発が地域の治安を不安定化させることを目的とした悪意ある行為であると指摘しており、犯行グループの特定と拘束に向けて捜査を進めています。現時点で死傷者の情報は明らかにされていませんが、周辺住民への影響が懸念されています。



