2026年1月14日ペルー首都リマ市及びカヤオ市において、治安改善を政府に求めることを目的としたデモが実施される予定です。関連して運輸業界団体が24時間の抗議ストライキを呼び掛けており移動手段が停止する見通しですのでご注意下さい
今回のストライキは、近年増加している強盗、恐喝、運転手への暴力事案に対する抗議として実施されるもので、バスやコレクティーボなど多数の公共交通機関が運休する見込みです。リマ市内では、郊外からの参加者が早朝または前日から市内に入り、ヘスス・マリア区のマルテ広場(Campo de Marte)などを一次集結地点とした後、国会議事堂周辺の「セントロ地区」へ向けて移動することが通例となっており、今回も同様の動きが発生する可能性があります
ペルー政府は2025年10月22日以降治安悪化への対応としてリマ市およびカヤオ州に対し治安対策のための非常事態宣言を発令しています。これは国内で多発する凶悪犯罪や反政府抗議デモの抑制を目的とした措置であり、期間中は警察や軍による移動・集会の制限が可能となるほか、国民の権利の一部が停止され、治安維持機関の捜査権限が強化されました。政府も無策ではないながら、依然として高いレベルで凶悪犯罪が継続していることから治安改善を求める抗議行動は断続的に継続しており、今回のストライキもその一環とみられています
現地に滞在されている方や渡航を予定されている方は、デモが行われる可能性のあるセントロ地区や国会周辺への立ち寄りを避け、群衆が集まっている場所には近づかないよう心がけてください。また、非常事態宣言下では身分証明書の提示を求められる場合があるため、外出時にはパスポートを携行し、現地当局や報道が発信する最新の治安情報をこまめに確認することをおススメします
なお、現地日本を含む複数の現地大使館も同様の注意喚起を発出しています。


