2026年1月メキシコ警察は昨年一年間に即席爆弾(IED)を用いた爆破事案が増加している旨発表しました。特にミチョアカン州やハリスコ州での爆発を伴う襲撃が増えているとのこと。現地では犯罪組織の活動が活発化しており、今後も同様の事案が発生する可能性があります。
報道によれば、ミチョアカン州当局が昨年押収・無力化したIEDは1,645個に達し、前年から122%増加したとされています。IEDは車両に仕掛けられた爆発物、地雷型、ドローン投下型など多様な形態が確認されており、治安部隊を狙った攻撃に加え、一般住民が巻き込まれる事案も発生しています。また、爆発物の製造に地元に住む花火職人等が脅迫されて関与させられるケースも報じられており、地域社会への影響が深刻化しています。
ミチョアカン州西部からハリスコ州東部にかけては、犯罪組織の拠点が点在し、治安当局との衝突が頻発している地域です。IEDは道路沿い、農地、森林地帯などに設置される場合があり、通行中の車両や周辺住民が被害に遭う危険性があります。州政府は警備を強化していますが、広範囲にわたる地形や犯罪組織の活動により、完全な抑止には至っていません。


