エストニア及びラトビア領空への攻撃ドローン侵入

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2026年3月25日エストニアおよびラトビアでロシアないしウクライナから飛来した攻撃用ドローンが領空に侵入する事案が発生しました。いずれの国でも大きな被害や負傷者は報告されていません。ただしロシアとウクライナの軍事衝突に伴う類似事案が繰り返し発生する可能性は否定できません。

 

本件は軍事衝突の当事国ではない二か国において、攻撃用のドローンが本来の航路を外れ事故を起こした事案です。一歩間違えば人的被害が発生していてもおかしくありませんでした。報道によればエストニアでは未明に無人機が国境付近の発電施設に接触し、煙突の一部が損傷しました。また、ラトビア南部でも無人機が地上で爆発したとされています。両国当局は、これらの無人機が周辺地域で行われていた軍事攻撃の影響により航路を外れた可能性が高いと説明しています。エストニアでは一時的に空域警戒が強化され、住民の携帯電話に警報が送信されましたが、後に脅威は収束したと発表されました。エストニア当局は、今回の無人機は周辺国で行われていた攻撃の一部が逸脱したものであり、エストニア自体が攻撃対象となったものではないと説明しています。また、ラトビア当局も同様に、領内で発見された無人機は周辺国での軍事行動に関連して飛行経路が乱れた可能性があると述べています。両国とも、現場では破片の回収と分析が進められており、今後の再発防止に向けた調査が継続されています。

エストニアおよびラトビアを含むバルト三国では、周辺地域の情勢により突発的な空域警報が発出される可能性があります。警報が発信された場合には、屋内に退避し、窓から離れるなど安全確保を最優先に行動するようおススメします。また、現地当局が立入規制を行っている区域には近づかず、破片や不審物を発見した場合には触れずに当局へ通報するようお願いいたします

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