マラウイ野党によるデモと治安当局の衝突

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2019年6月6日マラウイの首都リロングウェでマラウイ会議党(MCP)支持者と治安部隊が衝突しました。治安部隊が発砲し、催涙弾などを用いたことにより、政党支持者が負傷した他、MCP本部にいた在マラウイアメリカ大使も急遽避難する事態に至りました。

SNS上にアップロードされているMCP集会の様子

 

MCPは先般5月21日に行われた大統領選で、同党党首が敗北しています。結果発表以降大統領選挙の不正を訴えており、今回の事案はMCP政党本部事務所で多数の支持者が集まっていた際に、治安部隊が鎮圧を開始したため発生したものです。本事案の後、治安当局は少なくとも19名のMCP関係者を逮捕しており、更なる衝突も否定できない状況です。

 

当面の間、MCP本部に近づかないようおススメします。

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