2019年6月上旬、環境保護を訴えるグループ「絶滅への反抗(Extension Rebellion) 」が7月1日よりイギリスの首都ロンドンにあるヒースロー空港でドローンを飛行させ、フライトを妨害する計画を示しています。治安当局は「空港の規制地域内でのドローン飛行は違法」として、警戒を強めています。
同団体はヒースローでの大量の旅客機発着が環境を汚染していると訴えています。6月18日に空港を一日閉鎖すること、また、政府が計画するヒースロー空港の即時撤回をを要求しています。これらが認められない場合、7月1日以降10日間にわたり、ヒースロー空港を閉鎖に追い込む作戦を考えていると発表しています。
実際にドローンを飛行させるかどうか、またドローンによりフライトに影響が出るかは不明です。しかしながら、今年1月、ドローンの飛行が確認されたことを理由として、ヒースロー空港及び、同じロンドンにあるガトウィック空港で、数時間にわたりフライトスケジュールが乱れた経緯があります。
6月下旬から7月上旬にかけてロンドンのヒースロー空港を利用予定の方は出発前にフライトに変更がないかご確認するようおススメします。