2019年7月19日エジプトで開催されているサッカーアフリカネーションズカップが決勝戦を迎えます。決勝戦はアルジェリアとセネガルによって争われます。いずれもフランスがかつて支配していた地域であり、フランス国内にも両国出身者が多いことから、フランス国内で母国を応援する方も多くいます。
フランス国内の首都パリにあるシャンゼリゼ通りやアルジェリアの対岸に相当する南部マルセイユ等では、決勝戦前後のサッカーファンによる騒動に備えた治安部隊の動員が始まっています。
アルジェリアが決勝進出を決めた試合の直後には、一部アルジェリア人およびアルジェリア出身のフランス人らが喜びのあまりパリのシャンゼリゼ通りで一部商店のガラスを割るなどしたため、治安部隊が催涙弾を用いて鎮圧、169名が逮捕される事態につながっています。
サッカーフランス代表とは一切関係がないものの、フランス国内でサッカーファンらが大勢集まる場所や花火等を用いての大騒ぎに不用意に近づくことはリスクと言えますので、本日夕方以降パリ、マルセイユに滞在中の方はご注意下さい