2019年9月27日~10月4日頃までスペイン国内のマドリードやバルセロナを中心にカタルーニャ州の独立を主張するグループのデモや集会が多数開催される見通しです。特にカタルーニャ州の州都であるバルセロナでは集会の規模が大きくなる見通しです。
これらのデモや集会は2017年10月1日にスペインからの独立を問うカタルーニャ州の住民投票から2年が経過することを契機に呼びかけられているものです。同投票では独立賛成が9割を占めましたがスペイン政府との関係もあり、現時点まで正式な独立の手続きは進んでいません。
カタルーニャの独立を支持する人の中には爆弾を作ったと発言する人物もおり、治安当局が既に反政府活動家を逮捕し始めています。現時点で暴力的な行為が確実とは言えませんが、警戒が必要な状況です。
在スペインアメリカ大使館がアメリカ人向けに注意喚起を発している他、日本政府外務省も注意喚起を公表しています。