2019年10月3日、パリ市内中心部の市警察本部内でナイフを持った警察職員が同僚警官らを襲撃する事案が発生しました。この事件により4人の警官が死亡しています。犯人は庁舎内で射殺されました。なお、事件直後にはパリ市内中心部のシテ駅周辺で立ち入り禁止が敷かれ、メトロのシテ駅も一時封鎖される事態になりました。
当初は職場内のトラブルとの見方もありましたが捜査の結果、本件はテロであるとして専門のチームが捜査を行っていました。10月14日になり、犯人が通っていたイスラム教モスクの指導者を含む5名がテロに関連した容疑で逮捕されています。