ギニア大統領三選反対のデモ

この記事のURLをコピーする

2019年10月14日以降、ギニアの首都コナクリを含む国内各地で、大統領三選を可能にする憲法改正への抗議行動が断続的に続いています。一部の抗議デモ参加者が暴徒化し、警察詰所等を襲撃する事態も発生しています。

 

22日にはデモ隊と治安当局の衝突により少なくとも9人が死亡した事案の責任を問うため野党幹部が逮捕されました。同幹部以外にもデモに参加している野党指導者や市民団体の代表ら少なくとも5名が逮捕されたと報じられています。

 

10月15日にはデモ隊と治安当局の衝突で数名が死亡(アルジャジーラのウェブサイトよりキャプチャ)

 

こうした事態を受け、反政府抗議活動を主導してきた憲法防衛国民戦線(FNDC)が23日、24日と大規模な抗議集会の呼びかけを行っています。在ギニア日本国大使館は「10月23日から当面の間,ギニアへの不要不急の渡航は止めてください。既にギニアに滞在中の方は,不要不急の外出を止めてください。」と呼びかけています。

海外安全メールマガジン登録