2019年11月6日現地未明、タジキスタンとウズベキスタンの国境付近にあるタジキスタン軍警備隊に対し、待ち伏せ攻撃が実行されました。この事案により少なくともタジキスタン治安関係者2名(7名との報道もある)、武装勢力15名の合計17名が死亡しています。
事件現場は首都ドゥシャンベから約60~80キロ南西のウズベキスタンとの国境付近でした。報道によれば、襲撃を実行した武装グループは11月3日頃、南隣のアフガニスタンからタジキスタンに侵入したとされています。
事件から一日経過してISISに関連するとみられるグループが犯行声明を発表しましたが、真偽が定かではありません。
なお、本事案はタジキスタンとウズベキスタンの国境紛争解決に関する合意にサインした直後に発生していました。