アルジェリアとマリ国境での軍事的緊張の高まり

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2025年4月1日以降、アルジェリアとマリの間で軍事的緊張が高まり、それぞれの国民が自国を支持する集会を開催する等、緊張感が高まっています。アルジェリアは領空を封鎖して軍事的緊張に備えています。

 

本件は4月1日、アルジェリア領空で武装偵察機が飛行し、それをアルジェリア軍が撃墜したことが発端となっています。アルジェリア軍は武装偵察機をマリ軍のものだと主張していますが、マリ軍はアルジェリア軍による自作自演だとして非難を強めています。

マリ首都のバマコではアルジェリア大使館周辺でアルジェリアを非難する国民らが集会を開催し、マリ国旗を掲げるといった事態にも至っています。

外交的にもマリの同盟国であるニジェール、ブルキナファソはアルジェリアから大使を引き上げています。

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