アンゴラ首都中国人街での暴動・略奪

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2025年9月アンゴラの首都ルアンダで反中国感情が暴力に発展し、中国系住民や中国人経営の店舗が襲撃される事件が発生しました。首都市内複数の地区で群衆が中国系店舗や倉庫に押し入り、略奪や破壊行為が行われたほか、中国人経営者や従業員が暴行を受ける事案も確認されています

背景には、近年アンゴラ国内で高まっている反中国感情があるとされています。建設業や小売業など多くの分野で中国企業が進出する中、一部の住民の間で「中国人が仕事を奪っている」「中国企業が不正を行っている」といった不満が蓄積しており、経済不況や物価高騰がこれに拍車をかけたとみられています。

アンゴラ政府は治安部隊を派遣し、暴動の鎮圧に乗り出しました。複数の容疑者が拘束されたと報じられていますが、一部地域では緊張が続いており、外国人コミュニティに対する不安が高まっています。中国大使館は自国民に対し、外出を控え、集団が集まる場所に近づかないよう警告を発出しました。

 

今回の暴力は中国系住民を主な標的としたものですが、外見上アジア系として認識される外国人全般が巻き込まれる可能性があり、日本人を含むアジア系渡航者・在留者も注意が必要です。暴動やデモが発生している地域には近づかず、周囲の状況に注意を払い、安全確保を最優先に行動してください

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