ベナン首都他、大統領選挙に伴う暴力行為

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2021年4月6日未明ベナンの事実上の首都コトヌ市内で路上のタイヤ等への放火行為が確認されました。また、北部チャウル市では政治集会に対し軍の車両が展開し解散を迫るといった事態も報告されています。

 

そのほか複数の都市で11日に投票を控える大統領選挙に関連した暴力行為などが行われており、今後選挙が近づくにつれて安全対策には十分注意いただくことをおススメします。なお、ベナンの大統領選挙日程は第一回目の投票が4月11日であり、第一回投票で当選者が決まらない場合、5月16日に第二回目の投票が行われることになっています。

 

 

日本で行われる選挙ではほとんど混乱が発生せず、当日夜から翌日朝には選挙結果が確定します。しかしながら海外、特に開発途上国と呼ばれる国では選挙に伴う暴力行為が発生しうること、また結果確定にも時間がかかりその間の暴力行為や政治情勢の急変などもあり得ることに注意が必要です。

 

【参考記事】

開発途上国で選挙が行われる際の対応(前編)

開発途上国で選挙が行われる際の対応(後編)

 

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