コンゴ民主共和国ラマダン終了後の宗教的衝突

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2021年5月13日コンゴ民主共和国首都キンシャサで、異なる宗教指導者の支持者間で衝突が発生しました。

この衝突はイスラム教暦のラマダン月間が終了したことを踏まえ行われていた宗教行事の場で発生し、介入した警察官1名が死亡、数十名が負傷したと伝えられています。なお、混乱が拡大したことを踏まえ警察当局は催涙弾を使用しています。

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群衆によって焼き討ちされた警察関係車両(la libre afriqueのウェブサイトよりキャプチャ)

 

世界各地で昨日ごろからラマダン月間が終了し、イードあるいはレバランと呼ばれる断食明けの祝祭日が始まっています。宗教行事等も増加しますが、無用なトラブルに巻き込まれないよう、また新型感染症への感染予防の観点から日本人の方は真に必要な場合を除き、そうした宗教行事や群衆が集まる場所には近づかないようおススメします。

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