コンゴ民主共和国等での感染症危険情報の発出

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2024年8月15日、日本政府外務省はコンゴ民主共和国等7か国に感染症危険情報「レベル1」を発出しました。対象国ではエムポックス(サル痘)の感染が拡大しており、WHOも非常事態宣言を発したことを受けた対応です。滞在中の方、渡航予定のある方は最新情報に十分ご注意下さい

レベル1が発出された国は以下の7か国です。

コンゴ民主共和国、ブルンジ、ケニア、ルワンダ、ウガンダ、コンゴ共和国、中央アフリカ共和国

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エムポックス(サル痘)はポックスウイルス感染によって発症する人獣共通感染症です。感染動物に咬まれる、あるいは感染動物の血液や体液、皮膚病変に触れることで感染するほか、人から人にも同様の経路で感染することがわかっています。

致死率自体はウイルスの種類にもよりますが1~10%とされており、そこまで高いわけではありません。感染後の治療は対症療法のみですが、天然痘ワクチンで85%程度感染を予防することができると言われています。発症した場合、発熱、頭痛、リンパ節の腫脹、筋肉痛の後に皮膚に多数の発疹・できものが観察されます。

 

【参考】厚生労働省検疫所のエムポックス解説ページ

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