赤道ギニアマールブルク病出血熱による死者報告

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2023年2月13日WHO及び赤道ギニア保健当局は2月10日に発表した死者を伴う原因不明の疾病はマールブルク病だったと発表しました。カメルーン、ガボンと国境を接するキエ・ンテム州内で9人の死者が報告されています。

赤道ギニア国内でマールブルク病の患者が確認されたのは今回が初めてです。日本政府は赤道ギニアはもとより、国境を接するガボンやカメルーンに滞在する日本人向けにも注意喚起を発しています。

 

マールブルク病はエボラ出血熱と似たウイルスによる感染症ですが、その感染経路はいまだ解明されていません。発症すると出血を伴う高熱が観察され、致死率は最大で88%程度とされています。WHOの発表では現時点で9人が死亡し、16人に感染の疑いがあるとのこと。感染症の拡大が懸念される地域は現在隔離されており、専門の医療スタッフが現地での対応に当たっています。

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