2021年6月29日、アフリカ南部エスワティニの国内各地で反王政デモが広がりを見せました。デモは首都ムババネのほか、マンジニ、マツァパ等の主要都市でも確認されています。デモ隊を解散させるために治安当局は催涙弾や一部実弾を用いて強制的に解散させる措置を講じています。また、夜間の戒厳令も発令されました。
デモ隊側は王政につながる商店等に侵入し、略奪や器物破損を行うほか、放火に至った事例も報じられています。デモ隊や治安当局、軍の部隊が集結している地点への接近はおススメできません。万が一日本人の方で被害に遭った場合には隣国南アフリカの日本国大使館に連絡するようにしてください。
Eswatini protestors now operating at night burning businesses linked to King Mswati and Government properties. This was after the King issued an order to the army to shot the citizens who are demanding democracy.
Chaos is intensifying in Matsapha and other towns. pic.twitter.com/vXVEaM1lc3— Swazi News (@SwaziNews) June 29, 2021