ガーナ北東部ワレワレ地区夜間外出禁止令

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2025年2月15日夜以降、ガーナ北東部ワレワレ及びその周辺を対象に夜間外出禁止令が発令されました。過去2週間の間に同地区内で2台のバスが襲撃され、旅客7名が死亡した事案を受け、治安当局の捜査権限の強化と夜間外出禁止令が発令されています。

 

同国の治安を統括する内務大臣が発令した今般の夜間外出禁止令は毎日午後6時~翌朝6時までが対象です。また治安当局は同地区において武器、弾薬等の所持者を摘発するための取り調べ等の権限が与えられています。ワレワレとボルガタンガを結ぶ幹線道路沿いで続発した正体不明のグループによる襲撃事件を契機として治安対策が強化されたものです。

バス襲撃事案では移動中のバスが銃撃を受け、その後放火される手口です。一連の襲撃はバワク地区で発生している衝突に関連しているとの指摘もなされています。
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