ガーナ北部入国管理局職員への襲撃事案

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2025年11月2日ガーナ北東部テンパニ郡ザゴ地区にてガーナ入国管理局の職員が任務中に武装集団による銃撃を受けました。当局公式発表によれば、職員2名が銃撃され負傷したとのこと。警察と軍が対応し武装集団は逃走しました

 

本事案はガーナ北東部アッパーイースト州テンパニ郡の国境付近で入国管理局の職員らが国境付近の見回り業務からバイクで移動中に待ち伏せ攻撃を受けたものです。銃撃を受けた職員らはテンパニ郡病院に搬送されましたが、命に別状はないとされています。武装勢力の正体は現時点で不明です

国境の警備と入国手続きを担当する入国管理局の発表によれば、事件の背景に国境地帯での密輸活動や武装勢力の関与がある可能性を示唆しており、本事案の詳細を捜査中です。テンパニ郡はトーゴ国境に近く、過去にも越境犯罪や密輸関連の治安事案が報告されている地域です。現地警察及び入国管理局は国境地帯の警備体制を強化すると発表するとともに、周辺住民に対しては夜間の移動を控えるよう呼びかけています。

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