ケニア西部での土砂災害

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2025年11月2日ケニア西部リフトバレー地方で発生した地滑りにより少なくとも26名が死亡、30人以上が行方不明になっています。現地では土砂災害に加え、鉄砲水が発生しており救助も困難な状況と報じられています

 

ケニアでは現在、短雨季にあたり、複数の郡で洪水が発生しており、数千人が避難を余儀なくされています。政府は今後も降雨が続くと予測しており、地滑りや洪水の危険地域に住む住民に対して早期避難を促しています。特に大きな被害が発生しているのは西部リフトバレー地方の丘陵地帯で、チェソンゴチ、ムルクトゥワといった村落が甚大な被害を受けています。

 

断続的な降雨により被害を受けた村落へのアクセスが寸断されており、救助も遅れているとの情報があります。現地一帯では少なくとも1000棟以上の住宅が損壊していますが更なる降雨に伴う被害拡大も懸念されています。今後も同国内では12月頃まで雨季が続き広範囲での洪水や地滑りへの警戒が呼びかけられています。

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