モロッコ首都等での抗議活動に伴う衝突

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2025年9月30日夜モロッコ各地にて若者による抗議活動が発生し、内務省の発表によれば、少なくとも286人が負傷しました。抗議は首都ラバトを中心に主要都市部で発生し、治安部隊との衝突により、参加者および警察官双方に負傷者が出ています。

 

一連の抗議の背景には若年層の失業率や社会的不満があるとされており、SNSを通じて呼びかけられた集会に大勢が参加したとのこと。経済的な問題が抗議活動の根底にあり、根本的なデモ・抗議活動の原因は一朝一夕で解消しないとみられています。
一部都市では、公共施設や車両への損壊行為も確認されており、治安当局は催涙ガスや拘束措置を用いて対応しています。現地では、抗議活動が今後も継続する可能性は否定できません。仕事であれ観光であれ、モロッコに滞在中あるいは渡航を予定されている方は現地最新情報の確認を怠らず、群衆を見かけたら速やかにその場を離れることを強くおススメします
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