モロッコ北西部での豪雨継続 洪水被害

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2026年2月、モロッコ北部テトゥアン近郊を中心に大雨による洪水が発生し、少なくとも4名が死亡、多数が避難を余儀なくされています。北西部に位置する複数の観光都市周辺を含め当面悪天候が続く見込みであり、気象当局は注意喚起を継続しています。

 

1月下旬からモロッコ北部テトゥアン近郊では豪雨が継続したことにともなう河川の急激な増水により道路が冠水し、走行中の車両が流される事故が発生しました。この車両に乗っていた4名(2歳児、12歳・14歳の子ども、30代男性)が死亡し、1名が行方不明となっています。救助隊は周辺地域で捜索活動を継続していると伝えられています。

モロッコ当局は、2月上旬以降これまでに15万人以上を安全な場所へ避難させたと発表しました。北西部の複数の州では住宅の浸水、道路の冠水、土砂崩れが相次いでおり、一部地域では交通が遮断されています。特に山岳地帯や河川沿いの地域では状況が急速に悪化する可能性があるため、警戒が続いています。マラケシュ、アガディール、タルーダント、フェズ周辺では短時間の強い降雨により道路が冠水し、一部地域では住宅の浸水や停電が発生しています。特にハイ・アトラス山脈周辺では土砂崩れが複数確認され、地方道路が通行不能となった地域もあります。観光客が多く訪れる砂漠地域や山岳トレッキングの拠点では、ツアーの中止や行程変更が相次いでいます

気象当局は、北西部を中心に今後も火曜日にかけて大雨が続くと予報しており、さらなる洪水や土砂災害の発生が懸念されています。滞在中の方は最新の現地気象情報に注意し、安全確保を最優先に行動するようおススメします。

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