2025年5月26日ナイジェリア首都アブジャ市内南東部の軍人兵舎付近で爆発が発生し少なくとも1名が死亡、1名が負傷しました。現時点で爆発の原因は不明ですが、何らかの爆発物が用いられた可能性が指摘されています。
2025年5月14日チャド南西部ロゴネ・オクシデンタル州マンダカオ村周辺で地元農民と遊牧民の衝突が発生し、少なくとも35名が死亡、6名が負傷しました。治安部隊が展開し、事件の捜査と両グループ間の緊張緩和に向けて努力が続けられています。
2025年5月8日、11日とセネガル首都ダカール市内プラトー地区で日本人のひったくり被害が報告されています。毎年、イスラム教の犠牲祭(タバスキ)前後には金銭的事情で犯罪が増えるとの統計があり、現地日本大使館から在留邦人に向けて犯罪被害予防、対策を徹底するよう注意喚起がなされています。
2025年5月9日ベナン北西部クアンデで正体不明の武装集団が警察署を襲撃し、警官3名を追放しました。集団は同署で拘留されていた容疑者の一団を解放したのち、逃亡に成功しています。現時点で犯行声明等は発表されていません。
2025年5月9日在ケニア米国大使館は首都ナイロビ及びケニア国内各地でテロが実行される可能性があるとして注意を呼びかけました。具体的にどの都市、どの施設が狙われるかまでの情報はないようですが、何らかの脅威情報を入手している模様です。
2025年5月4日スーダン軍は同国内で軍と対立している準軍組織が同国北東部ポートスーダンの軍事施設をドローンで攻撃したと発表しました。攻撃により「限定的な被害」が発生したとのことですが、詳細は不明です。スーダンでは2023年以降同国内の2つの軍事衝突が継続しており、事実上内戦状態が続いています。
2025年4月26日ウガンダ政府保健省は同国におけるエボラ出血熱感染が終息したと発表しました。今回の流行は本年1月以降約3か月にわたり発生し、14名の感染、4名の死亡が確認されました。最後の感染が首都カンパラで確認されてから42日が経過したことで終息宣言がなされました。
2025年4月25日ニジェール北西部、マリやブルキナファソとの国境に近いサコイラ村落付近で現地で事業展開するインド企業の社員ら5人が武装集団により誘拐されました。警護に関わっていたと思われるニジェール兵12名が殺害されたとのこと。現在インド政府を含め解放交渉が進められています。
2025年4月14日スイス政府外務省はニジェール北部アガデス市でスイス国籍を有する女性が誘拐された旨発表しました。被害者は現地人男性と結婚し、数年前からアガデス市に居住しているスイス出身女性とのこと。現時点で犯行声明は確認できておらず、スイス政府、現地地元当局ともに詳細は調査中としています。
2025年4月1日以降、アルジェリアとマリの間で軍事的緊張が高まり、それぞれの国民が自国を支持する集会を開催する等、緊張感が高まっています。アルジェリアは領空を封鎖して軍事的緊張に備えています。