2024年12月23日モザンビーク首都マプト他複数の都市で、大統領選挙結果に抗議するグループと治安当局が衝突する事案が複数発生しました。路上ではタイヤに火をつけて通行を妨害する等の行為が確認されており、一時的に都市部で混乱が確認されます。
2024年10月下旬から総選挙の結果への抗議活動が断続的に行われています。野党大統領候補が非暴力的にデモを行うよう呼びかけていますが、実際には過去2か月で100人以上が死亡しております。12月23日の選挙結果発表前後に混乱が拡大する可能性もあり、注意が必要です。
2024年12月1日ギニア南東部、ヌゼレコーレ市のスタジアムでサッカーの試合が行われている際、サポーターを絡めた衝突や将棋倒しにより100名以上が死亡しました。地元警察当局は更なる混乱が発生しないよう、警戒を強めています。
2024年11月22日現地夕刻、ガボン首都リーブルビル市内で日本人がひったくり被害に遭う事例が発生しました。犯人はカバンをひったくったのち、共犯者が乗った乗用車で素早く逃走しました。不自然にスピードダウンする車両やバイクがいないか、後ろから急接近する人物がいないか等への警戒を怠らないことが重要です
2024年11月21日、スーダン首都ジュバ市内で複数回銃撃戦が発生したとの情報があります。現地夜から早朝にかけ、元国家安全保障局長官の自宅軟禁に関連し、軍人らが反政府実力行使を行っている可能性が示唆されています。現時点で状況は不透明ですが国連は職員に対し「安全な場所で待機」の指示を発しています。
2024年10月下旬からカメルーン最大都市ドゥアラ市内で「Microbes」と称されるギャング集団による犯罪が凶悪化、増加しています。薬物組織等にも関連のある若者らの暴力集団が殺人や強盗を繰り返しているとの報告があり、現地日本国大使館も注意を呼び掛けています。
2024年11月7日、エチオピア中央部オロミア州北シェワ地区の村落に武装勢力が襲撃を実行し、少なくとも48名が死亡したと報じられています。また、複数の村民が誘拐されたとの情報もあります。同国内では地域によって治安情勢が大きく異なるため渡航前に最新の渡航先情勢確認を強く推奨します。
2024年10月29日モザンビーク首都マプト市内のスーパーマーケット前でポルトガル人の実業家が武装した5人組に誘拐されました。被害者は自身の車を降りてスーパーに向かう途中で襲撃され、犯人グループの車で連れ去られました。被害者の行方や犯人グループの正体は不明ですが金銭目的と思われます。
2024年10月21日モザンビーク首都マプトで野党関係者を中心に開票作業が進む大統領選挙プロセスへの抗議活動参加者と警官隊が衝突しました。警察は催涙弾や銃弾を発砲し、少なくとも3名が負傷しています。先週には野党幹部2名が射殺されており、当面混乱が継続することも否定しきれません。
この数年、南アフリカ都市部を中心に短時間被害者を誘拐し、銀行等で現金を引き出すまで解放しない「短時間誘拐」事案が増加している旨、国家警察が注意喚起を発しました。昨年度の被害件数は年間約16000件を超えています。事案の半数近くがハウテン州での被害です