ナイジェリアシーア派集団が首都で治安部隊と衝突

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2018年10月30日(火)、同国のイスラム教シーア派集団(IMN=Islamic Movement in Nigeria)が北部カドゥナから首都アブジャに到達しました。同集団は代表である宗教指導者ザクザキー氏の解放を訴えています。アブジャに到達した集団の一部が暴徒化し、警察車両を燃やすなどの行為に及んだことから、同国治安部隊は威嚇射撃を行った上で制圧作戦を実施しました。

この作戦の結果IMN側に死亡者が1名生じたと報じられています。なお、この前日もアブジャに向かう途中でIMNと治安部隊は衝突しており、IMN側に3名の死者が出ています。

 

現時点では衝突は収まっているものの、死亡者も出ているIMN側がこのまま引き下がるか不明です。場所を移動しながら抗議集会や抗議行進が行われ、別途治安部隊との衝突が発生する可能性もあります。アブジャに滞在中の方は現地最新情報を入手し、安全第一で行動することをおススメします。

 

 

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