2024年7月10日ナイジェリア軍は国内各地でイスラム過激派組織ボコハラム及びISIS西アフリカ支部による自爆テロ脅威があること発表しました。刑務所や国営石油公社施設等が主要な標的とされています。直近同国内北東部で女性による自爆テロ事案も発生しており、警戒が高められています。
本件脅威情報で攻撃の対象とされているのは首都アブジャやカドゥナ州、リバーズ州、ラゴス州の主要な刑務所・留置場及びナイジェリア国営石油公社が開発中の天然ガスパイプラインとのことです。
6月29日には北東部ボルノ州ゴワザで女性が自爆テロを実行し、少なくとも20名が死亡する事案も発生しています。ナイジェリアでの自爆テロは約3年ぶりであり、武装勢力によるテロ行為が再活発化しつつある状況とも解釈できます。滞在中の方は最新の治安情報に注視するとともに万が一ご自身の付近で爆発や銃撃が発生した場合の危機回避法について今一度ご確認いただくようおススメします。