2019年10月4日現地夜、ルワンダ北部ムサンゼ、キニジ地区で正体不明の武装勢力が住民を襲撃しました。この事案により8名が死亡、18名が負傷しています。
キニジ地区はゴリラの生息地として観光客も多く訪れるボルケーノ国立公園観光の拠点でもあります。警察が事案の詳細を発表していないため、観光客が被害者に含まれているかは不明です。
国境を越えたコンゴ民主共和国内のジャングルを拠点として反ルワンダ政府活動を継続する複数の武装勢力が存在していますが、観光客を標的とした事案は稀です。
在ルワンダ日本国大使館は現地に滞在している日本人に対し、「事態が収束し、安全が確保されるまでは近づかないよう心掛けてください」と呼び掛けています。