南アフリカ ゾウに踏まれた観光客死亡事案

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2025年1月25日、南アフリカの観光地クルーガー国立公園で、男性観光客がゾウに踏みつぶされ死亡しました。ゾウに近づいた孫に駆け寄った男性がゾウに追いかけられ踏み付けられたとのこと。野生動物の観光は専門ガイドの指示に従い、自身でも安全を確保して行うようおススメします。

 

死亡したのはヨハネスブルク近郊に住む59歳の南アフリカ人男性で、家族で野生動物が観察できる国立公園を訪れていました。クロコダイル・リバー地区の駐車場付近に車を止めていた際、孫の一人または数人がゾウに近づいたため、男性が助けに駆け寄った際、興奮したゾウが男性を追いかけ始めたとのこと。男性は逃げようとしましたがゾウが男性を踏み付け、その怪我によって男性はその場で死亡したとのことです。

 

クルーガー国立公園は南アフリカ国内に住む人はもちろんのこと、世界中から野生動物の保護区でのサファリツアーに大勢が集まる観光地です。一般論として野生動物が人間を積極的に攻撃することはありませんが、不用意に動物に近づくと思いがけない事故に遭う可能性は否定できません。野生動物の観察ツアー等に参加する場合には必ずガイドの指示に従い、ご自身でも安全確保には十分な注意をするようおススメします。

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