2024年6月8日現地深夜、バングラデシュ首都ダッカ市内中心部、日本大使館にも近いパレスチナ大使館前で警官が同僚警官を銃撃する事案が発生しました。撃たれた警官が死亡し、通行人2名も負傷しています。銃撃を行った警官は逮捕済みです。
本件、日本人の駐在者等も多く居住するバリダラ地区で発生した銃撃事案となります。ただし、パレスチナ大使館の警備を行っていたバングラデシュ人の警官同士による銃撃事案という性質上、日本人を含む外国人が無差別に死傷する可能性は低かったと言えますが通行人が負傷していることを踏まえれば巻き添え被害はありえた事案です。なぜ現地の警官同士が公道上で銃撃に至ったのか、は現時点で不明ですが、警察は逮捕した警官の取り調べを進めるとともに、大使館地区のセキュリティを強化する旨発表しています。