在ミャンマー日本国大使館によれば、最近同国内で日本人が犬に噛まれる事案が発生したとのこと。噛まれた後に適切な処置を行い、大事にはなっていませんが、改めて犬にかまれた場合の注意事項として以下周知されていますので共有します。
当地（ミャンマー）では，飼い犬でもきちんと狂犬病のワクチンが接種されているとは言い切れませんので，万が一噛まれてしまった場合には，すぐに患部を石けんと流水でよく洗い流してから消毒し，早急に狂犬病ワクチンを接種するようお願いします。
狂犬病は既に日本国内から根絶されており、日本で暮らしているとその危険性が認識しづらい病気です。他方で、万が一発症した場合は治療方法がなく、致死率はほぼ100％という病気です。つい最近もモロッコで犬に噛まれた英国人男性が帰国後に狂犬病を発症して死亡した事例があります。
唯一の対処法は噛まれた直後にワクチンを接種することです。日本とは違い、狂犬病ウイルスが存在している国も多いということをご理解いただき、適切な処置を行うことをおススメします。
