2024年5月20日中国南東部貴渓市内の小学校に刃物を持った女性が押し入り、生徒らを次々と刺す事案が発生しました。少なくとも2名が死亡、10名が負傷しています。犯人はその場で身柄を拘束されています。現時点で動機等は判明していません。
事件は現地月曜日の昼過ぎに発生しました。犯人は45歳の女性で果物ナイフのようなものを手に学校に侵入し、突然子供たちを刺したとされています。中国では不特定多数の人物を標的とした銃撃や刃傷事案は稀ですが、発生しないわけではありません。特に直近保育園、病院、学校と言ったいわゆる「弱者」が多く集まる場所で無差別に人々を襲う事案が続発している点には注意が必要です。
中国では7日西部雲南省の病院でも刃物を用いた無差別傷害事案が発生しているほか、2023年7月には南部広東省の保育園に刃物を持った男が侵入し園児らを刺す事案も発生しています。