中国東部蘇州市での日本人学校スクールバス襲撃

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2024年6月24日中国東部江蘇省蘇州市の路上で、日本人学校のスクールバス降車場で、日本人の母子が刃物を持った男に襲われ負傷しました。犯人は到着したスクールバスにも侵入しようとしたものの、バス案内係の中国人女性が身を挺して防御しました。男はその場で拘束され取り調べられています。

 

蘇州市を管轄する在上海総領事館は大使館員を蘇州市に派遣し、負傷した日本人の保護及び警察の捜査状況の情報収集にあたっています。負傷したのは日本人の母親と未就学児の男児であり、両者とも家族で日本人学校から下校していた兄もしくは姉を迎えにバス降車場にいたとのこと。二人とも命の危険はないとの事です。なお、蘇州市の日本人学校は本日休校となっています。

現時点で犯人の動機は不明であり、日本人に絞って標的としたのか、あるいは抵抗が少ない子供らを狙っていたのか、詳細はわかりません。

 

その後、重体となっていたバス案内係の中国人女性が死亡したと報じられています。

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