中国 上海市内スーパーでの無差別刺傷事案

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2024年9月30日中国東部上海市内松江地区のウォルマートで刃物を持った男が店内の客を襲撃する事案が発生しました。3名が死亡し、15名が負傷しており比較的被害がが大きかったと言えます。犯人は既に逮捕されています。

 

本件は中国人による中国在住の一般市民を狙った無差別殺傷事案と言えます。犯人を逮捕した警察当局による初期捜査によれば犯人は地方部出身であり、上海には刺傷事案を起こすためにやってきたと供述しているとのこと。経済的な問題で鬱屈した感情を有しており、自身よりも裕福に見える都会の買い物客を無差別に襲撃したものと思われます。

 

中国では昨年後半以降、経済的な理由で病院や保育園、商店等を襲撃する事案が相次いでいます。日本メディアでは日本人学校関係の襲撃事案だけが取り上げられがちですが、中国各地でしばしば襲撃事案が発生する地合いにある点を踏まえ、外出時の周囲への警戒は必須です。

 

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