中国首都市内での通行人切り付け事案

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2024年10月28日現地午後、中国の北京市内北西部、海淀区の小学校付近で刃物を持った男が通行人を襲う事案が発生しました。3人の未成年を含む5名が負傷しました。その場で逮捕された男は現地人の50代男性であると発表されていますが、犯行の背景や詳しい素性は明かされていません。

 

中国では直近、抵抗されないと見込まれる「弱者」を狙った単独犯による襲撃事案が相次いでいます。病院の患者や保育園、小学校の児童が狙われる事案が増加傾向にあります。ただし、それぞれの犯行経緯、動機は不明であり、治安当局からも発表はありません。このため、それぞれの事案がなんらか関連があるのか、直近「弱者」を狙う共通の背景があるのかも不明です。

 

中国滞在中の日本人の皆さんにおかれては不審な人物の接近に速やかに気付けるよう、イヤホンやスマホの路上での使用を控える、万が一襲撃事案に巻き込まれた場合には可能な限り速やかにその場を離れるといった安全対策、セルフディフェンスを徹底するように推奨します。

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