香港国際空港等でのデモ継続見込み

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2019年9月4日香港行政府は正式に「逃亡犯罪人条例」の改正案を撤回しました。6月中旬以降大規模な民衆デモの引き金になった条例が撤回されたことで、事態は新たな局面に移行するものと思われます。

 

ただし、条例改正案の撤回=デモの終結ではなく、警察による過剰な暴力行使に抗議するデモが呼びかけられています。今週末も空港や市内中心部で多くの集会、デモ活動が見込まれますので、引き続き滞在中、旅行計画中の方は最新の情報にご注意下さい。

 

なお、これまで継続しているデモは以下5つの項目を政府に要求していました。今回政府が発表した「逃亡犯罪人条例」改正案の撤回はこのうちの一つです。

1)逃亡犯条例改正案の完全撤回

2)行政長官の辞任

3)デモ行為の「暴動」認定の撤回

4)警察の暴力的制圧の責任追及と外部調査の実施

5)デモ参加者の無条件の釈放

 

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