香港学生と治安部隊の衝突

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2019年11月17日香港理工大学に立てこもっていた学生らに対し、治安当局は催涙弾を発射したのち、大学内に突入しました。この衝突で多数が負傷したとみられます。また、突入作戦が実施された翌18日には大学周辺で100名以上が逮捕されています。

 

衝突時に発生した火災の状況(英ガーディアンのウェブサイトよりキャプチャ)

 

香港理工大学は九龍半島南側、住宅街の中に位置していますが、衝突が住宅街にも甚大な影響を及ぼしたとは報じられていません。センセーショナルな映像が多く報道されていますが、香港での民主化要求デモ隊と治安当局の大規模な衝突は場所が限定的です。デモ隊や治安当局の集結地点に絶対に近寄らない、万が一デモ隊等が近寄ってきた場合には速やかにその場を離れる、といった対応を講ずることでご自身の身を守ってください。

 

なお、香港では現在進行形で多数のデモが行われ、衝突も報告されていますが、17日には香港シャティン競馬場で予定通り競馬が行われている他、明日19日に実施予定のサッカーW杯予選に向けカンボジア代表も現地入りしています。デモが発生していない地域、時間帯では通常通りの生活が営まれていることを示しています。

 

昨日17日のレースの様子を伝える香港騎手クラブのツイッター(参考情報)

 

カンボジア代表を率いて香港滞在中の本田圭佑さんのツイッター(参考情報)

 

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