インド首都での大気汚染深刻化

この記事のURLをコピーする

インドの首都ニューデリーで大気汚染が極めて深刻であるため、当局が5日から学校の閉鎖、在宅勤務の指示、必需品以外を運ぶディーゼル車の進入禁止、首都圏でのビル建設/解体作業停止などの対策が講じられています。

india-air-pollution
写真からも大気中に浮遊物が多く含まれることがわかるデリー高速道路の様子(アルジャジーラのウェブサイトよりキャプチャ)

 

大気汚染レベルは「深刻」から「劣悪」に改善したため、9日から学校が再開されるなど一部規制が解除されましたが、8日は風が穏やかであったため「劣悪」カテゴリの上限まで悪化しました。風がない等、気象条件が悪く、今後2日間でデリー周辺の大気汚染状況はさらに悪化すると予測されています。

大気汚染物質に長期間にさらされると、呼吸器系疾患を引き起こす可能性がありますので、現地滞在中の方は、最新気象情報を入手し、外出を極力控える、室内でも空気清浄機を使用するといった対応をおススメします。

 

海外安全メールマガジン登録