2023年12月9日、インド国家情報部はイスラム教過激派と関連があると思われる人物や住宅等合計44か所に掃討作戦を実施したと発表しました。中南部カルナタカ州とマハラシュトラ州の2州であわせて15人が逮捕され、武器やISIS、ハマスの旗も押収されています。
13 Arrested in #ISIS case during massive raids in Maharashtra, Karnataka.
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— NDTV (@ndtv) December 9, 2023
過去数か月、インド国家情報部はインド各地でISISと関係があると思われる過激派を重点的に取り締まっています。特にアフガニスタンとパキスタンを拠点とするISKP(ISISホラーサン州)はインドを標的としたテロを実行しうるということで、複数名が逮捕・起訴されています。今般ハマスの旗も所持していたことで、アフガニスタンやパキスタン国内にいる反インド的な活動原理だけでなく、イスラエル/パレスチナ情勢も踏まえた掃討作戦を実施していた可能性も否定できません。
インド政府によれば同国内にISISのネットワークは存在しており、今後も警戒を継続するとしています。