インド首都鉄道駅 雑踏事故による死者発生

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2025年2月15日インド首都ニューデリー市内の駅で乗客が殺到した結果少なくとも18名が死亡する雑踏事故が発生しました。事故はヒンドゥー教の宗教行事「クンブ・メラ」に参加するため限られた列車に乗客が集まりすぎたことが原因とされており、死者の大半は女性と子供でした

 

インドでは大規模な宗教行事が多く行われていますが、今回関連していた「クンブ・メラ」は3年に一度行われるヒンドゥー教の宗教行事であり、世界最大の参加者が見込まれる宗教行事の一つです。今回行事が行われるウッタル・プラデシュ州アラハバードに向けて首都ニューデリーから発車する列車の遅延等により、通常以上に駅に乗客がいた状態で列車が到着したため狭い出入り口に人々が殺到し被害が拡大しました。

 

日本人を含む外国人として現地のお祭り等への参加は観光や異文化交流の醍醐味の一つです。しかしながら、大勢が集まる場所は群衆を標的とした犯罪者が集まることはもちろんのこと、テロの標的となったり、今回のような群衆事故の要因にもなりえます。イベントや集会参加の際にはご自身の安全をどうすれば守るか、を常に意識しながら行動されることをおススメします。

 

【参考コラム】「雑踏事故」で被害を受けないための工夫

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