パキスタン南部カラチ警察本部襲撃事案

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2023年2月17日パキスタン南部シンド州の州都で、同国最大の都市カラチ市内中心部にある警察本部を武装グループが襲撃しました。市中で激しい銃撃戦が行われ、少なくとも4名が死亡、19名が負傷しました。パキスタンタリバン運動が犯行声明を発しています。

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1000万人以上が暮らすカラチの中心部、現地の日本人も往来する地区にあるカラチ警察本部の位置

 

現地夜19時過ぎ、10名程度の武装集団が警察本部の施設に対し、手りゅう弾や銃を用いて襲撃を実行しました。警察官及び関係の事務員の2名が死亡している他、負傷者の大半は警察官とのことです。本事案を受け、カラチ市は非常事態宣言を発しました。テロの標的はシンド州警察長官だったものとされていますが、事件が発生した際、長官は不在だったとのこと。

 

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事件現場はガソリンスタンドやアパートの付近(CNNのウェブサイトよりキャプチャ)
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