2025年2月12日在パキスタン米国大使館は、同国首都イスラマバード市内のファイサルモスクへの攻撃予告があるとして滞在中の米国民にモスクへ近づかないよう注意喚起を発しました。現地日本大使館も同様の注意喚起を13日付で発しており、同モスクへの接近を控えるよう発信しています
パキスタン首都イスラマバードの中心部に位置するファイサルモスクはアジアで最も大きいモスクとして知られています。宗教施設ながら、観光客も見学が可能ではありますが、現在パキスタン国内で破壊行為を断続的に行うパキスタンタリバン運動(TTP)が攻撃を予告しています。米国政府は本件予告に信ぴょう性があると判断したと思われ、注意喚起が発せられています。
また、モスクへの接近を控えるだけでなく、米国人及び大使館スタッフに対し、パキスタン国内では常に身の回りに注意し、現地報道などにも気を配るよう改めて発信しています。本件を踏まえ、在パキスタン日本国大使館も同様の注意喚起を日本人向けに発しています。