パキスタン南西部武装集団の路線バス襲撃

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2025年7月10日パキスタン南西部バロチスタン州ロラライ付近で東部パンジャブ州に向かう長距離路線バスが武装集団に襲撃されました。乗客9名が殺害されており、事件の捜査が行われています。犯行声明等は発表されていません。

 

本件はパキスタン西部バロチスタン州の州都クエッタからパンジャブ州州都ラホールに向かう長距離路線バス2台が襲撃された事案です。パキスタン経済の中心地であり、また現在の連邦政府首相を輩出しているパンジャブ州出身の乗客が殺害されており、バロチスタン州独立派等、パンジャブ州主導の政治体制への反発が背景にある可能性や、インド政府が資金提供をしているグループによる関与が指摘されています。ただし、インド政府は本事案については関与を否定しています。

 

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