パキスタン東部抗議行進に伴う衝突

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2025年10月9日パキスタンの宗教政党によるデモ行進がパンジャブ州ムリドケに到達した際、治安部隊との衝突が発生しました。少なくとも40名の警察官が負傷しており、催涙ガスの使用や投石が確認されています

TLP(Tehreek-e-Labbaik Pakistan)はイスラム教に基づく統治を主張する政治団体です。今回の行進は東部パンジャブ州の州都ラホールから首都イスラマバードに向けて行進をしながら支持者を徐々に集めて向かう長距離デモ(ロングマーチ)の一環です。ラホールを出発して最初の主要都市であるムリドケ(ラホールから約20キロ)で治安部隊が道路封鎖を試みたものの、デモ隊との衝突により混乱が拡大しました。

現地では一部道路が封鎖されており、交通の混乱や周辺住民への影響も報告されています。過去にTLPが主催したデモや行進でも暴力を伴う衝突が発生した経緯があり、不用意にデモ行進や集会に近づくことはおススメできません。

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