パキスタン カラチ米国総領事館付近での暴力的抗議活動

この記事のURLをコピーする

2026年3月1日パキスタン南部カラチ市内で、アメリカ総領事館に対する抗議活動が発生しました。一部は門を乗り越え、米国管理の敷地内に侵入しました。治安の回復を目的にパキスタン治安当局が催涙弾等を使用し、衝突が激化しています。少なくとも10人が死亡しており、今後も抗議活動等への警戒が必要です。

本件抗議活動はイランの最高指導者ハメネイ師がアメリカ・イスラエルの攻撃で死亡したとの報道を受けて発生したものです。少なくとも数百人規模のデモ参加者が米国総領事館の外壁に殺到し、一部が門を乗り越えて敷地入口付近に侵入したとされています。治安部隊は催涙ガスやゴム弾を使用して群衆を排除し、周辺道路は封鎖されました。死傷者が出た他、多数の逮捕者が出ているとのことです。

 

また、パキスタン国内ではイランへの軍事行使以降カラチのみならず多数の都市で抗議活動が発生しており、群衆や治安当局の集結地点への不用意な接近はおススメできません。現地の最新情報を踏まえて安全を最優先に行動されることをおススメします。

 

現時点ではパキスタンほど大きな混乱は確認されていないものの、イラクやレバノンでも反米抗議活動が発生しています。イランは現時点で最高指導者や軍最高司令官が殺害された直後であり、同国政府の統治体制、軍事力行使に対しる方針等は不明です。イラン情勢の動向次第でイスラム教国、アラブ諸国内での反米、反イスラエル抗議活動にも影響しうると言えます。イランやイスラエルに直接関係のない国においても抗議活動等が発生しうる点にご注意下さい。

海外安全メールマガジン登録