フィリピン中央部への強力な台風上陸予報

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2025年11月2日フィリピン気象庁は台風25号(カルマエギ)が勢力を強めながら同国中部に上陸見込みであると発表しました。同国中央部レイテ島、パナイ島などで暴風雨や土砂崩れへの警戒、必要に応じた早期避難が呼びかけられています。

 

フィリピン名でTinoと名付けられている台風25号は既に瞬間最大風速が80㎞/hに達しており、11月4日午前中にもフィリピン中部の東岸から同国を横断する予報となっています。フィリピン国家災害対策本部(NDRRMC)は、沿岸部や低地に住む住民に対して早期避難を促しており、すでに一部地域では学校の休校や漁業活動の停止が始まっています。

4日午後には首都マニラのあるルソン島の南部に移動する可能性が高く、日本人が多く居住・滞在するマニラ近郊でも広範囲で強風や豪雨の影響が出る見通しです。台風の接近に伴い、国内線の離発着に影響が出始めており、旅行を計画中の方は最新の運航情報にも十分ご注意下さい。

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