2025年7月13日、タイ気象当局は雨期の豪雨に伴ってタイ北部を中心に洪水や鉄砲水、土砂崩れの危険性が高まっているとして注意喚起を発しました。7月24日までの約2週間で750ミリを超える雨量が想定されている地域もあります。メーチャリム国立公園付近等の道路が地滑りにより通行止めになっているなど既に被害が発生しており、滞在中の方は最新気象情報にご注意ください
タイ北部では先週来断続的な大雨により洪水や地滑り等が発生しています。ナーン県内では国道の一部を構成する橋が崩落し、ウッタラディット県との往来が寸断されているほか、プレー県では多くの民家で床上浸水が発生しています。
同国気象庁は13日の記者会見で7月24日までの間、さらなる大雨が予想され、北部はもとより中部や南部でも洪水や鉄砲水、土砂崩れの被害が生じる可能性があるとしています。日本からも観光客の多いチェンライやウドンタニ等も警戒対象地域に入っています。滞在中の方は現地最新気象情報に十分注意し、避難指示等が発令された場合には安全を最優先に行動するようおススメします。