国家間の衝突や凶悪事件を報じるニュースはあふれていますが、それら情報から実際の安全対策に結び付けるには一工夫必要です。ただし、その工夫は思いのほか誰でもできます。時系列での情報整理が安全確保に役立つことを解説したコラムです。
投稿者アーカイブ: 海外安全管理本部
未来が見えるから危機管理ができるわけではありません。既に存在する情報を整理し、いくつかの前提を置いて不確実な未来をシナリオ予測に落とし込むことが危機管理の本質です。皆さんがシナリオ予測を構築する際の簡単なコツを含め解説します。
テーマ: 「直近の海外日本人被害事例と下半期世界情勢展望」
アジェンダ:
1.本年日本人が被害に遭った凶悪強盗事案
2.過去の日本人テロ被害事案
1)パキスタン日本人乗車車両に対する爆発事案
2)ケニア・ナイロビビジネスコンプレックス襲撃事案
3)ベルギー・ブリュッセル空港/地下鉄等連続爆破事案
3.テロ・襲撃事案被害を避けるロジック
4.本年下半期の情勢展望と注意点
企業や学校、団体における海外での安全対策が本当の意味で底上げされない理由の一つがマニュアルの実効性が担保されていないこと。この課題を解消するための一つの手段が様々な緊急事態を想定したシミュレーション訓練を繰り返すという取り組みです。どのような取り組み方があるのか、シナリオをどう準備すればよいのか?そして訓練を実施した後、どうやって教訓を生かしマニュアルの改訂等につなげればいいのか。一時間という短い時間ではありますが、マニュアルの実効性を高め、そして海外の事業現場で活躍する方が本物の緊急事態に遭遇した際被害を低減できるようにするためのエッセンスをお伝えします。
2024年春、アメリカユタ州の野生動物で多数の野兎病感染が確認されました。人間にも感染し、場合によっては死に至る病ですが、日本人の大部分は病名を聞いたことがありません。知らない感染症についても調べられるページを知っているだけで自衛が可能ですので解説します
日本に暮らす外国人アンケートによれば日本の安全は特に高く評価されています。世界全体でみれば日本の治安はよい、と言われますが、相対的にどの程度安全なのかデータを確認するとともに、それを踏まえ日本人が海外に渡航する際の注意点をご説明しています
『海外安全管理本部/海外安全.jpプレミアム実務セミナー』ではそういったお悩み・課題を抱えておられる海外事業管理者、組織内危機管理担当者向けに、その日から生かしていただける一回完結型のテーマを取り上げます。専門的な知識をかみ砕き、実務者として必要なアクションにまで基礎知識とノウハウをブレイクダウンして丁寧に解説するセッションをお手頃な価格で提供する試みです。
人事異動で安全管理/危機管理担当として仕事をしているけれどももう一歩レベルアップしたい
海外事業のガバナンス強化を命じられたが、何から始めていいかわからない
安全管理/危機管理の業務経験はあるが、自社流/自己流のため現在の取り組みが有効であるか確認したい
といった方に特にご参加いただきたいシリーズです。
国際的なシンクタンクが例年発表しているグローバルテロリズムインデックスの2024年版が公表されました。内容をざっとご説明し、当サイトの現時点での解釈、および本年以降日本人が特に治安に注意すべきと考える国をご紹介しています。
危機管理の基本は情報収集、これは間違いありません。ただ、情報収集が得意な人でも陥ってしまう過ち/落とし穴はたくさんあります。今回は特に行動経済学という分野でよく指摘されている代表的な過ちを踏まえて危機管理上の落とし穴を解説します